近年の空き家の増加について

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2025年01月30日

こんにちは! 恵庭店 珍名(ちんな)です😊

最近は少子高齢化に伴い、空き家も日本全体の家屋の13%(900万戸)まで増えており、特に地方では近所が誰も住んでいない空き家が増えているのではないでしょうか??

 

そんな中でも建築業者さんは新築住宅をどんどん建築していますので、古い家だけが時代に取り残されてしまっています。相続などで不要になってしまった地方の空き家等の処分に困っている方のお話しを良く聞くようになりました。

「売れば良いでしょ」と思った方、ご注意ください。

北海道でも札幌や近隣の都市でなければ、そこまで土地の値段が伸びない割りに、古家の解体費が現在高騰しており、売って現金化出来ない物件もかなり多く、解体時点でマイナスになってしまうエリアもあります。(北海道ではマイナスになってしまうエリアの方が多いかもしれません)

仮に売りに出したとしても手出しになってしまう事も多く、100万負担して更地にして売却したみたいなお話しも聞きます・・・弊社でも売却が難しい相談も何件も来ております。

 

相談が多い状況もあり、弊社や関連会社、提携の大家さん等でかなり大変ではあるのですが、通常マイナスになってしまうものを売主さんの手出しを少なくして引き取り、リフォームして再生し、貸出も行っております。

リフォームは築50年近い家を直すので、かなりの知識と費用、根気がいりますので一般の方には一切オススメは出来ません。普通にリフォームしてしまうと家を壊した方が安くなってしまいますので、現状を生かしつつ直していくことが重要です。今年度も空き家再生関連の仲介、再生件数も10件以上携わっております。(画像は在来のタイル風呂を生かして再生しているものです)

その結果、空き家が地域から減る事でイメージも良くなりますし、他の地域などから転入もあり得ますので、人口減少を抑えることも可能です。

 

社会的な問題でもありますので、地域の不動産会社として、地域活性化につながる活動を今後も行っていきます。

空き家に困っている方、是非一度ご相談下さい!!

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